創設者 鈴木 由夫 について
鈴木 由夫(ーYoshio Suzukiー)1951.2.13~2021.4.21

どんなに重い障がいがあっても、医療的ケアが必要だとしても、住み慣れた地域で暮らしていける社会をめざす。

なければ創ればいい

支え合い、助け合い、繋がり合う。

2010年、学校以外に居場所がなくて困っていた重症心身障がい児とその保護者2名と共にNPO法人ふれ愛名古屋を設立。理事長就任(当時はまだ重症児デイサービスの制度がなかった)。

2014年、定員5名という小さな事業所である重症児デイサービスが全国に広まり、事業所同士が協力・連携していけるようにと、一般社団法人全国重症心身障がい児デイサービス・ネットワーク(現全国重症児者デイサービス・ネットワーク)を設立。代表理事就任。全国の困っている保護者や支援者に手弁当で会いに行き、重症児デイサービスの設立指導を始める。この年から重症児デイサービス新規設立支援事業を自身のライフワークとして情熱を捧げる。

2017年、社会福祉法人ふれ愛名古屋設立。理事長就任。

2019年、同法人にて家族支援拠点ふきあげ(小児在宅クリニック・医療型短期入所・重度障がい者生活介護)を設立し、重症児者・医療的ケア児者の地域拠点を拡充。自ら提案する「重症児デイサービスからはじめる地域生活」の10ヶ年計画を立証。

2020年2月、全国重症児者デイサービス・ネットワーク第6回全国大会in東京開催(法人加盟事業所数296事業所※発足時35事業所)

2021年4月21日、肺炎にて急逝。享年71歳。

鈴木の指導を受け、育ったふれ愛名古屋スタッフそして事業所を立ち上げた全国の追随者達が鈴木の遺志を引き継ぎ「重症児デイサービスからはじめる地域生活」を各地域にて展開。重症児者・医療的ケア児者の笑顔と未来を創っている。


著書:「なければ創ればいい! 重症児デイサービスからはじめよう!」 クリエイツかもがわ出版